衆議院議員 逢沢一郎様より

第五回日露国際フォーラム 2006年  祝辞
 第五回日露国際フォーラムの開催にあたり一言お祝い申し上げます。今回の国際フォーラムでは、私の友人である宇津﨑光代氏が代表を務めるNPO法人住育コミュニティ(旧内閣府認証NPO法人「次世代の家と社会をつくる会」)が主催し、ロシア各界の指導者の方々と、教育をはじめとする国際社会の直面する様々な問題について議論が行われると伺っております。NPO法人住育コミュニティ(旧内閣府認証NPO法人「次世代の家と社会をつくる会」)は女性の視点で環境、健康、安全、安心を考えながら幅広い国際交流事業を活発に手がけており、本件フォーラムにおける議論に大いに貢献するものと確信しております。この場を借りて、本件フォーラムの主催の労をとって頂いたロシア連邦国会議員クラブに所属するNPO法人「平和の輪」に感謝を申し上げるとともに、日本側の参加の皆様に対し暖かいお力添えをお願いしたいと存じます。
 日露は互いに重要な隣国であり、両国関係が緊密に発展することは日露両国のみならず、アジア太平洋地域、ひいては国際社会全体の平和と繁栄にとって欠くことのできない極めて重要な要素です。この夏にロシアで開催されたG8サミットにともない、日本からも総理大臣を始めとし、多くの国会議員がロシアを訪問しています。両国の政治経済関係がますます進展していくことが期待されますが、そのためにも今回のフォーラムのような両国国民の交流を通じた相互理解の推進が重要であることは言うまでもありません。このような観点から私としても今回のフォーラムに大いに期待しているところであります。
最後に日露国際フォーラムの成功を祈念して私のメッセージとさせていただきます。
平成18年9月27日
衆議院議員 逢沢 一郎

京都市長 門川大作 様より

学生のまち京都で、学生の豊かな想像力と行動力を生かし、安らぎのある家づくり、街づくり、社会づくりを目指す「住育」の取組が着実に前進しておりますことを非常に心強く思います。
マザーテレサがノーベル平和賞を受賞した際、「私たちは世界平和のために何をしたらよいか」との問いかけに、「帰って家族を大切にしてあげてください」と答えたそうです。
宇津﨑光代理事長様が心血を注いで提唱されてこられた「住育」は、まさに家族の大切さを基本にした取組であり、『ただいま』と言って帰ることができ、『おかえり』と言って迎えてくれる顔の見える家族の存在、住まいの環境がいかに大切であるかについて、多くの方々の共感を呼び、「住育」がテレビ等でも大きく取り上げられていることは嬉しい限りであります。
本市では、「子どもを共に育む京都市民憲章」を制定し、子どもが安全で健やかに育つための取組を市民ぐるみで進めておりますが、子どもの安らぎの基本は家庭であり、本日のセミナーを通して、京都から「住育」が全国に広く発信され、幸せの輪が更に大きく広がりますことを願っております。
結びに、本日にセミナーの御盛会と、御参集の皆様方のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げます。
平成22年2月13日
京都市長 門川大作

松岡紀雄様(神奈川大学名誉教授・(NPO法人住育コミュニティ理事))

「住育」は日本再生への突破口!

音楽プロデューサーの松居 和さんは、幼児を眺めることによって人間は精神を浄化され、子育てに関わる事によって人間社会にモラルと秩序が生まれると言っています。社会力は、現在の社会やさまざまな問題点を把握して、よりよい方向に変えていく力です。子どもが社会力を持つためには、幼いころからの大人との対話が重要だと言います。子ども同士で遊ぶことも大切ですが、それだけでは社会力は身につき難いといいます。お父さんとお母さん、おじさんおばさん、ご近所の大人とのふれあいが非常に重要なのです。創造力は、大学教育で学ぶのは遅すぎます。むしろ幼い頃の環境で決まってくるものだと思います。小学校入学前にきちんと育てなくていけないと思います。そんな時に出会ったのが宇津﨑光代さんです。「住育」という言葉を初めて聞いたとき、びびっと身体を走るものを感じました。家の間取りや素材への配慮などによって健康で幸せな家族を作る、お母さんを家族の太陽にしたい、これが宇津﨑さんの夢なんです。松下幸之助さんの「住まいは人間形成の道場である」という言葉は、宇津﨑さんの思いと共通するものがあると思います。そういう意味では、「住育」こそ日本再生の突破口だと思うのです。住育の家で、「生まれてきてよかった」と実感できる、笑顔のあふれる社会を実現しましょう。今が大事な時なのです。
私は、こういう人が世の中を変えるきっかけをつくってくれるんだと信じ、期待しています。

加納義久様(加納住環境研究所所長 (NPO法人住育コミュニティ理事))

住まいは「人間形成・家族の幸せ」追求

松下幸之助さんが最もやりたい仕事は家づくりだと言っておられました。住宅ほど大切なものはない。また難しいものであると語ってました。松下では60年代の初めに住宅産業をスタートさせ60年代から70年代の初めまでは住宅不足を解消する「量の時代」その後、「便利で魅力的な住まい」質の時代が叩年。その頃子供の非行、閉じこもりが社会問題化しました。住宅の問題でもあるということから、住まいは「人間形成・家族の幸せ」を追求しなければならないとの思いで『くらし文化研究所」を設立しました。家事がスムースに、ゆったりとした気持ちで子供とご主人に向き合えるなら、穏やかに愛情に満ちた気持ちが子どもに伝わります。家事を楽にし、家族のコミュニケーションを強くする間取りが大切です。身の丈に合った規模の住まいでそれをかなえることができるのが住育の家ですね。