小学校での住育授業報告
山口県の小学校で家庭科の授業に「住育ってなーに!?」を組み込んで頂きました。
 | 昨今では子供達も、様々な外圧により一人で悩み苦しみ、夢を失い、非行に走ったり、自らを傷つけ、 自らの命を絶つといった最悪の選択をしてしまう、 といった報道が後を絶ちません。 もう一度家族の絆をしっかりと築き、 笑顔を絶えない家庭をつくることが急務となっています。 しかしながら、家族との心からの絆、 会話ができていないということも 指摘されている通りです。 住育の授業を通して、夢を持って生きることは、 こんなにも楽しいことなんだよ、 夢に向かって進むところに人生が開けてくると いうことを、「夢マップ」を使って、 自分の気づかなかった心の奥底にある夢や希望、 そして不満を書き出し、明確化する中で 自分が変われること、自分の心に向き合うことで、目標が生まれてくることを体感しました。 そして、授業だけでなく、家庭に持ち帰り家族で 「夢マップ」をすることにより、家族の心の中の思いや、不満がより明確に解ってきて、そこに会話が生まれ より強い絆で結ばれるそんな授業でした。 |
  | 5年生の授業風景 子供達の元気の良いあいさつで、 宇津崎理事長の「住育」の授業が開会されました。
「住育」とは、心と住まいを繋げて 家族が仲良く暮らすこと、人が主と書いて住という。 家の中すべてが住育っていうこと。 |
  | 6年生授業風景 これから中学生になる前に「住育」視点を学び、 家族とのコミュニケーションの必要性を理解できる 一番大切な時期です。 授業が終わって校長へご挨拶に行った際、 授業を受けた児童たちが校長室へ来て、 ノートや下敷きなどにサインを求めそれに優しく応えると児童たちの笑顔が忘れられないくらい素晴らしくて、 別れがつらくなりました。 この子たちはきっといい子に育つのだろうと 確信を持った一日でした。 |
 | 2人がそれぞれ、自分の夢、今までの不満なこと、 いっぱい書き出してもらいます。
沢山夢を持ってる子、ちょっとしかない子、 不満ばかりいっぱいある子、様々です。
しかし、心の中にあることを素直に見つめ出すことで、 常日頃気付かなかった思いに気付く子供もいました。
短い時間の中でしたが、終わってからも、もっともっと やりたいという子供がたくさんおられました。
特にお母さんの夢を聞いて、お母さんの夢を、 不満を聞いてあげること、自分の言えないことを 「夢マップ」に書いて、家族会議をして欲しい、 お母ちゃんを太陽にして欲しい、 笑顔ってみんなを幸せにするんだ、 ありがとうは自分のビタミン剤、 城南小学校から幸せの伝達者になりましょうとの問いに、 「ハイ」と元気に応え、最後に笑顔で元気に 「ありがとうございました」で締めくくりました。 |
住育とは何かを、先生方、子供達や保護者の皆様には、 宇津崎理事長が身近なところから順に話されるにつれ、 子供達の顔つきが変わっていき、更に問いかけに対して大きな声で 返答できる、大変すばらしい5,6年生でした。 この授業でおこなった夢マップを持ち帰り、家庭で親御さんとともに 実践されている様子も後からお聞きいたしました。
今後につながる大変ありがたい授業だったと、 あらためて教育委員会、小学校の諸先生方に感謝申し上げます。
今後更に「暮らしを楽しむ」大切さを多くの皆さまへ お伝え出来ればと活動してまいります。 この様な学校での「住育授業」はこれからの 日本のささえとなる小さな子供たちにとって、 とても重要且つ必要な授業だと考えます。 我が学校でも是非授業をしてほしい!とお考えの校長先生、 PTA、教育委員会の方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせくだい。 (保育園の保護者や、PTA、小学生~大学生まで定期的に授業や講義を行っています。) |