理事長あいさつ

20年以上住まいづくりに携わり、沢山の皆さんの悩みや疑問を聞く中で、住まい環境と、心とコミュニケーションができていないことに気づきました。
 
なりたい自分になるために環境が利用できるという判断基準を持ち合わせていない人が多くいるということです。
 
あらゆる住宅情報の中から何が正しい情報なのか判断出来ず、住まいづくりで不幸になる人と、幸せになる人がいるという現実を知りました。

それは今まで学校教育において住まい環境のことや、住まいが及ぼす影響がどんなにあるのか?又、どうしたら家族が仲良く健康に楽しく暮らせるのか?という住環境の教育を受ける場がなかったからです。
 
住まい環境で家族のコミュニケーションを円滑にする事、又、健康で仲良く過ごせる事を実現するためには、「どんな暮らしがしたいのか?」自分達家族にとって何が一番必要なのかという「楽しい暮らし」を考える力を身につける教育が絶対に必要だと思い続けました。

私たちは誰もがすぐに使える夢マップやツールを考え、大学生の授業で検証し住育教育に使えるように体系づけました。この住育の教育を普及する住育アドバイザーが活躍することにより、一人でも多くの皆さんが住まい環境を見直すことができ家族が仲良く幸せに暮らす社会を実現すると信じています。


食育基本法の施行だけでなく、住育基本法が施行されるようにと願い活動を広めていましたが設立の理念をより具現化し、更なる活動のフィールドを拡げていくために、2014年10月17日に、一般社団法人日本住育協会として設立致しました。

                                  一般社団法人日本住育協会
                                   理事長 片山友見